02 エンセスの淵へ/09 リギノの神殿

リギノの神殿 - Shrine

庭園

エンセスの淵へ

庭園にたたずむリギナロの碑に七つの鍵をもたらすと、
扉が現れ、開きました。
扉の先は明るい空が広がり、あらぶる雲が流れ出てきます。

遠くから辺涯の精霊たちが語りかけてきます。

声「この先にある虚空……」

声「それは誰かの想像の世界。そして誰かの夢の世界」

声「いつか来る未来、過ぎ去った過去」

声「誰かの心が移ろうとき、誰かの眠りが覚めたとき、
　一瞬にして消えてしまう、はかない世界」

声「真実か、虚構かすら定かでない」

声「空間を越えて、時を越えて、
　奇跡に運ばれて今とどく」

声「はばむ風をかきわけて、おいで、『エンセス』へ！」

Render and fight frantic efforts!

辺涯の精霊たち

敵を殲滅した！

Take a pride in your glory!

流れ出る雲は光を飲み込み、あたりを闇で覆います。
やがて全ての光が閉ざされ、あらゆる感覚を失いました。

"虚無の鍵"をゲット！

虚無の未知なる力が解放された！

次第に光が戻り、パーティは眠りから覚めたような気がしました。
青い空が広がり、緑あふれる大地が広がっています。
しかし、そこにいることに、強い違和感を感じました。

エレァセル「ようこそ、鍵をたずさえた者たちよ」

声がした方を向くと、『いまわの裂け目』で見たエレァセルの像が浮かんでいます。

エレァセル「私ははるかな太古から来たエレァセル、彼女の記憶。
　　　　　ここは虚構と事実の狭間の境『エンセス』。
　　　　　新たな行き先に、『エンセスの淵』をお選びなさい。
　　　　　旅終えたものたちに残されたクエストは、
　　　　　そこに至る道の途次にあります」

言い終わるとエレァセルの像は消え、辺りは闇に包まれました。

光が戻ると、パーティはリギノの神殿の前に戻っていました。

エンセスへの往還が定かになった！
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